ミスタービーンのくまを噛みまくり、放り投げるアロ
DOGSCATS 総まとめ なんもかも生きて死ぬだけ

ウチも犬と暮らしてたんよ。名前はフランシスコ・アロ。アロとは車の慣らし運転に初めて乗った動物だったんよな。
AIロボットに恋をする人間と同じように、ウチもアロが大好きじゃ。
ワンの微妙な声を聞きながら今どう思ってんだろうと考えてみたり、ウチも4つんばいになってお互い吠え合ったり、海で泳いだり。
寝てる時のアロの心臓音と自分の心臓音を合わせてみたりして。心音が合った時は超感動したな〜。ただただ一緒に暮らしてただけ。
アロとの月日が過ぎていき、ウチは、6年前はじめて目の前で死を見たんよ。アロの。

それからずっと宗教がらみはさておき、いろんな角度で死生観を考えるようになったんよ。
命のあるものへの関心が異常なほど気になりだした。

アロが死んですることね〜から、もらったり拾ったり、どっかからタネが飛んできた植物に水やりをして、
見てて鉢がキツそうな根っこでいっぱいな植物は地植えにしがんばれと声をかけて水をあげる程度なんじゃけど、
これまた気になってきて植物が。

何かの本で読んだんだけジャケど、庭の植物が枯れた時は、植物は水を与えてくれる人の悪いもの(病気や体調不良とか)を
治してくれる身代わりの証(枯れる)というのを覚えてて。知らんよ、ほんとかとどうか。
もし本当に人間の身代わりに枯れてくれるなら美しいじゃないか~。
そう思ってからウチは草抜きに罪悪感を感じて、土から引っこ抜くのに死を連想してしまうようになったんよ
。もちろん玄関あたりにある雑草はきれいになくしてないという感情もあるにはあるけども。
ある日、人にその雑草の話をしたら、同じ答えを言ったんよ。マジか=。その人も相当クレイジー。w 

いったい動物や植物は人間をどう思ってるんだろうね~。
土葬から火葬へになって~
土に栄養もなくなって~
木に実もならなくなって~
熊と人間の生活圏もおかしくなって~熊を害獣って言われて~
熊から見れば人間が害獣なんじゃね~とか思いながらも
何をしていいいのかも分からず、焼き肉食べたり、刺身を食べてウチは生きてます。

生きづらいのは人間だけじゃないんよな~とか考えながら、
ウチもこの美しく醜い世界に生まれて死んでいくんだろうな〜。


アロへ

仏教の世界では、死んで6年目は七回忌と言うらしく、
死んだアロが仏になる節目であり、
ウチが前向きに生きていくための大切な区切りとされとるらしい。

今ナウいまもウチの海馬にはいつもアロがいて、
アロを友人から引き取って以来
ほんまにいろんなこと教えてもらえたことに感謝しかないんよ。
だからウチはこれからも「今日感會。」でいくで!
今気分: MAX RICHTER / SLEEP
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5年前車を買った時、試運転で大三島までアロと一緒に行った時の写真
ウチの大事なフランシスコ・アロ
​​​​​​​生理的時間についてある本に書いてあったのは
イヌにはイヌの時間、ネコにはネコの時間があること、
あと心臓の鼓動時間で寿命わかるとか、大きな生き物と小さな生き物でこれまた
寿命が違うとかいまいち難しすぎて読むのをやめた。
1日24時間、1時間は60分同じように暮らしていて何で年齢が違うんじゃろ。
アホなウチには時の流れの仕組みがよくわからん。
アロと寝る時、アロの心臓の鼓動がたまにウチと同じだった時すごく嬉しかったのを思い出す。
家族に預けてた時、アロの様子を電話で聞いたら、「アロは今笑ようるよ。」と返ってきた言葉に
ウチは超ウケた。今でもこの言葉を思い出し、アロの笑った顔を想像してみたりする。
不在も多かったけど、たくさんの時間をともに過ごしたのはアロだけじゃ。
死んで1年経った2020年12月1日にアロとよく行った場所に行こうかと思ったけど
結局ウチは、1本の花を買ってアロの遺骨の横に飾った。
生きて死んでその後のことは何もわからない。
魂がとか、生まれ変わりや天国や地獄も信じてないウチはアロの面影だけを想い、今日を生きてる。
今気分:Goldmund / Occasus
THE  OTHER TWO
それぞれの仕事以外での自己表現をテーマしたフォトブック
5、6年前のこと勘違いするようなひょんなメッセージを神原さんと岩崎さんに送ってしまったのがことの始まり。
それをきっかけに3人でお茶をした。モデルさんたちと話をすることなんて初めてだった。
何げない話だった。オリンピックのボランティアの話や趣味とか...。神原さんがカメラが趣味と答えた。
じゃぁ何か3人で作りましょうといきなり口から出てしまった。
その頃、自分にとってやり残してることはないのかともんもんといつも頭の中で思っていたからだ。
と同時に、自分も2人のもうひとつの顔を見てみたいと思った。
どう販売していいか、どんな書店へ行けば見てもらえるのかそんなこと何も考えず...。
見切り発車オーライ!って感じ。(笑)
ヘア・メイクもスタイリストもいない撮影はただただ楽しい。描きたい絵を描いてる時の感じに似てた。

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